実は古くて新しい資格「英検」。そんな英検の種類や各級のレベルなどを総まとめ


英検と言えば年間の受検者が300万人を超える国民的な資格試験。

多くの人が持っている英検ですが、近年大幅にリニューアルするなど活発に改革を進めています。

そんな英検についての全体像をまとめてみました。

英検とは

英検は語学系の資格の中でも一番と言っていいほどの知名度を誇る有名な資格です。その歴史は1963年からと非常に古く、現在でも多くの人が受験しています。

皆さんの周りにも英検を取得している人は多いのではないでしょうか。

実は2016年の第1回試験から問題形式や合否の判定方法が大幅にリニューアルされたので、今の英検は古くて新しい試験です。

資格の種類

英検と聞くと一つの試験を思い浮かべる人が多いかも知れませんが、2014年に日本英語検定協会は英検ブランドを統一したので、正確には次の3つの資格のことを指します。

実用英語技能検定

最も有名で英検の代名詞的存在。日常会話で英検といったら普通この試験のことを指します。1級から5級までの5段階に準1級と準2級が加わった7段階で英語力を測定する検定試験です。

英検jr.

こちらは小学生を中心とする子ども向けの英検です。以前は「児童英検」という名前で行われていました。階級は低い順からブロンズ・シルバー・ゴールドの3段階に分かれています。

英検IBA

この試験は現状の英語力をスコアで測定するために行われるもので、30名以上の団体でしか申し込みをすることができません。受検者は5段階に難易度が分かれたテストから一つを選び受検します。あくまで現状の実力を測ることが目的なので、これによる合格不合格はありません。以前は「英語能力判定テスト」という名前で行われていました。

なおここから先は最も一般的な「実用英語技能検定」について書いていきます。


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英検取得のメリット

英検は文部科学省が後援している資格試験ということもあって、公的な場で使えることが多いです。中でも一番大きいのが受験や進学のときでしょう。

中学・高校・大学のいずれにおいても、多くの学校が英検による単位認定や入試優遇をしているので、学生にとってはぜひ取っておきたい資格です。

また英検は受検者が多く社会的にも認められている資格なので、採用試験などでも優位に働きますし、自分の英語力を証明する材料になります。TOEICと異なり一度合格すると一生涯使える資格なので、英語を学習している人ならぜひ一度はチャレンジしてみましょう。

試験日程

英検の試験は年3回実施されています。2017年度は一次試験が6月4日、10月8日、1月21日に行われる予定です。そして二次試験は一次試験の日からおよそ1か月後に行われるという流れになっています。

申し込み期限は一次試験日の20日~1か月ほど前になっているので、受検希望の人は早めに申し込んでおきましょう。

合格判定の仕組み

2016年より合格判定の仕組みが大幅に変わりました。今までは各回ごとにそれぞれ合格点のラインが設定されていましたが、今回からは英検CSEスコアという全試験回共通で点数が比較可能な方式に変更されています。これにより前回との点数の比較ができ、自分の英語力が伸びているのかどうかが明確に分かるようになりました。

誤解を恐れずに言えば、英検の方式が若干TOEICに近づいたと言った印象です。


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各級のレベルと合格ライン

各級のレベルを一つずつ見ていきましょう。

1級

大学上級レベル

一次試験 2028点以上(2500点満点)

二次試験 602点以上(850点満点)

英検の最高峰であり、最難関の資格。一般の日本人が取得する場合にはかなりの努力が必要。それ故に世間的評価も非常に高く、これを持っていれば世間から「この人は英語ペラペラで完璧なんだ」と思われます。

準1級

大学中級レベル

一次試験 1792点以上(2250点満点)

二次試験 512点以上(750点満点)

英検の中では2番目の難易度を誇ります。取得していることは大きなアピールとなり、世間的には「かなり英語が得意な人」といった評価を得ることができます。

2級

高校卒業程度

一次試験 1520点以上(1950点満点)

二次試験 460点以上(650点満点)

高校レベルの英語がある程度しっかり身についている人なら合格できるレベルです。社会に出て英語を活用したいという人であれば、最低限合格しておきたいレベルです。

準2級

高校中級程度

一次試験 878点以上(1200点満点)

二次試験 406点以上(600点満点)

英検の中ではちょうど中間の難易度。基礎的なことに加え、プラスアルファでもう少し英語ができるというレベル。英語ができることのアピールにはあまりならないが、英語に苦手意識がないことを証明する資格にはなる。

3級

中学卒業程度

一次試験 746点以上(1100点満点)

二次試験 353点以上(550点満点)

英語の基本的事項をしっかり抑えられていることが証明できる。取得のメリットは大きくないが、英語に苦手意識がある人はまずこの3級取得を目指したい。

4級

中学中級程度

一次試験 622点以上(1000点満点)

英語について最低限のことが理解できているレベル。英語を多少学んだことがあるが、イチから勉強しなおしたいという人や、英語を授業などで学び始めた小中学生にオススメ。

5級

中学初級程度

一次試験 419点以上(850点満点)

英語を習い始めた初心者がまず目指すレベル。自分のレベルが一歩一歩あがってくのを確認したい人にオススメ。しっかり合格して上の級を目指しましょう。

4級と5級は二次試験がないですが、申込み者全員が受けられるスピーキングテストというものがあります。スピーキングテストの結果は級自体の合否には関係ないですが、無料で自分のスピーキング力を測れるいい機会なのでぜひチャレンジしましょう。

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