仏検3級の効率的な勉強法と対策を解説!


フランス語初心者が最初に目指す大きな目標が仏検3級

このページではそんな仏検3級について解説しています。

仏検3級とは?

仏検3級は基礎の集大成といった内容で、受験者の数が最も多い級となっています。

履歴書に書いて評価されたり、大学での単位認定に使用できるようになったりするのもこの3級からという場合がほとんどです。

そのためフランス語を勉強し始めた人にとって、最初の大きな関門がこの仏検3級だと言えるでしょう。

仏検3級のレベル

仏検3級のレベルは「フランス語初級卒業レベル」です。

大学の第二外国語では1年~2年勉強した人が目指すのにちょうどいい級だとされています。

そのためフランス語の基礎がしっかり身についていないと合格は難しいです。

出題範囲の語彙の数は1670個です。

一つ下の4級が920個なので、一気に750個増えることになりますね。

数字だけ見ると結構大変な気がしますが、単語自体はよく使う基礎的なものが多いのでそれほど苦戦することはないと思います。

ただ試験の一部に書き問題もあるので、意味だけでなくスペルもしっかり覚える必要があります。

文法に関しては、範囲自体は4級とほとんど変わりません。

しかし3級では、実際に動詞を活用させて書くなどの4級になかったより実践的な問題が出題されます。

問題のレベル自体は基礎的なものですが、対応するには文法の基礎を十分に理解しておく必要があります。

全体的に見て、3級自体がそれほど難しいわけではありませんが、4級との間にはけっこうな難易度の差があるので注意が必要です。


スポンサーリンク

仏検3級の合格率

仏検3級の合格率は次の表のようになっています。

 2015年春2015年秋2016年春2016年秋直近4回平均
仏検3級合格率65.9%59.8%61.7%53.6%60.2%

*仏検公式サイト(http://apefdapf.org/dapf/presentation/statistiques)より作成

平均すると約60%という合格率になっていることが分かります。

個人的には思ったよりも高いなという印象ですが、ある程度対策していれば誰でも十分に合格できる試験だということの証明だと思います。

しっかり準備して一発合格目指しましょう。

試験内容

仏検3級は筆記の大問が9問で70点、聞き取りの大問が3問で30点の計100点満点の試験です。

合格基準点は原則60点と仏検公式HPで書かれていますが、過去のデータを見ると2016年の秋に関しては56点になっていることから、若干変動する可能性があることが分かります。

そのため60点というよりは6割程度という認識でいたほうがいいでしょう。

問題はマークシート形式で答えるものが多いですが、一部フランス語の単語を書いて答える問題が入っています。

こうした問題の配点は全体の3割ほどで、マークシートと異なり勘では正解することができません。

この語句記入問題が4級と決定的に異なる点で、試験の難易度を上げているので注意が必要です。


スポンサーリンク

効率的な勉強法

まずは一回解いてみる

合格のためには相手を知ることが必要ということで、まずは一回仏検3級の問題を解いてみましょう。

仏検公式HPにサンプル問題が1回分掲載されているので、それを解いてみるのが一番手っ取り早いと思います。

この段階での点数で一喜一憂する必要はなく、試験の全体像をつかめればそれでOKです。

語彙力の強化

仏検3級の出題範囲の単語は基礎的なものばかりですが、単語の数で言うと結構多いです。

そのため試験に対応するにはある程度しっかりした語彙力が必要になります。

また仏検3級からは語句記入問題も加わるため、単に意味を覚えるだけでなく、その正確性も必要になってきます。

語彙力を強化するのに一番効果的なのは、仏検3級用の単語帳を使って覚えることです。

すでに持っている方は他の単語帳でもいいですが、どうしても出題範囲とズレが生じてくるので、効率性の面では若干劣ってしまいます。

試験までの期間にもよりますが、ある程度余裕がある方であれば仏検3級用の単語帳を2周はして確実に覚えましょう。

そして覚えた単語を1回は紙に自分で書いてみて、スペルを正しく書けるか確認しておくと語句記入問題の対策として有効です。

仏検3級は単語さえ分かれば合格できる試験ではありませんが、すべての問題を解く上での土台となる力なので、油断せず取り組みましょう。

文法対策

レベルの解説のところでも書きましたが、仏検3級の文法は基本的に4級とかわりません。

そのため既に4級を持っている人であれば、それほど対策をしなくても十分3級に対応できるでしょう。

仏検3級の問題の中で、文法力が直接的に問われるのは大問②の動詞の活用と大問⑤の並び替えです。

特に大問②の動詞の活用は、自分で語句を記入しないといけないので、若干難易度が高くなっています。

ただ問題で問われる動詞の活用自体は基本的なものばかりでパターンが決まっているので、慣れてしまえば逆に得点源するチャンスです。

そのため大問②については過去問を5回分くらい解いて徹底的に対策をしましょう。

合格への最短ルートを考えるならば、文法対策はこの大問②対策だけで十分といってもいいくらいです。

リスニング対策

合格を第一に考えるのであれば、リスニング対策の優先順位は低めです。

というのも、そもそもリスニング問題を解くためには、筆記の問題を解けるだけの語彙力が必要だからです。

具体的に言うと、仏検3級の問題はそれぞれ3回ずつ読まれます。

そしてスピードもゆっくりなので、なんて言っているか聞き取ること自体はさほど難しくはありません。

ただ問題となるのは、その聞き取った単語を知っているかどうかということ。

特に大問①の書き取り問題は、聞く力というより正しく書ける語彙力のほうが重要です。

こうしたことから、リスニング対策は語彙力をつけてから行った方が効率的になります。

問題自体は型が決まっているので、これも過去問を解くことが一番の対策です。

試験当日までに最低2回は解いておきましょう。

もちろん耳を慣らすという観点で普段からフランス語を聴いておくことは重要ですが、気合を入れてまでやる必要はありません。1日5分くらい聴くくらいで十分だと思います。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする